Finding peace について


 'Finding peace'(ファインディング・ピース:平和を探して)は、

世界の紛争地域や貧困で苦しむ人たちを救い出すための方法探しでもあり、

戦争のない平穏な日常のありがたさに気づいてほしいという意味でもあり、

苦しいときでも心の中に平和を見つけられるように、

という意味でもあります。



小学校の卒業アルバムで書いた夢は、

「国際ボランティア」。


幼い頃から戦争や飢餓で苦しんでいる世界の人たちを

テレビや新聞報道で見るたびに心を痛めてきました。

いつか自分も現地へ行ってボランティア活動をしたい。

それが私が小学生の頃に思い描いた将来像でした。


中学校・高校と進学していくうちに

ボランティアだけでは生活していけないと現実的になり

どうしたら世界で苦しんでいる人たちの役に立つかを考え

国際農業開発、国際関係学、ジャーナリズムを志しました。


大きなご縁をいただいて大学留学したニュージーランドで

卒業直前に危険運転の車に追突され

同乗していた恋人が即死。

隣で生き残ってしまった私は

愛する人を失ってもなお生きていかなければいけない苦しみを経験することになりました。


社会人として自分が生きていくことで精いっぱいで

世界の過酷な環境下で苦しんでいる人たちのことを考える余裕さえなくなりました。


ニュージーランドで旅行会社や翻訳会社を渡り歩き、

名古屋で結婚。


2010年。

名古屋商工会議所で

ものづくりの展示会の事務として働いたことから

ものづくりをしている人たちに興味を持つようになりました。


娘を授かった後は

子育てと両立しながら

大手自動車メーカーで事務の仕事をした後、

デザイナーズ家具の工房兼ショップで接客販売から事務全般を行うようになりました。


ものづくりをしている人たちの創意工夫と熱意に魅せられ

宣伝しサポートしていくことに生き甲斐を感じていました。


そして、2018年。

前年のちょっとしたリストラを機に

これまでの生き方・働き方を見直し


誰かの会社のためではなく

自分が助けたい人のために仕事をしていこうと改心しました。


自問自答していく中で見付けた大義は「チャリティー」。

貧困や紛争で十分な食事や教育が受けられない人々への支援をしたいと考えました。



犯罪やテロを生み出す環境は、【不満】や【不遇】から来ること。

減らしていけるなら、少しでも減らしたい。

そのためにできることをしていきたい。


これまでプライベートで大切にしてきたテーマ

'Finding peace' を屋号として

母の和布リメイクの作品の宣伝販売からスタートしました。


そして、

小学校・中学校の同級生で成人しても親交が続いていた

家具職人・デザイナー 渡邉重明の

Rice の商品も取り扱いさせていただくことになりました。


現在は

かねてより注目していた

アメリカの社会貢献ブランドFEED(フィード)の商品を直輸入させてもらうことができ

バッグの販売を通じて

世界で最も食糧事情の悪い63の国や地域の子どもたちに

学校給食を届けるお手伝いをしています。


さらに売上の一部は

私の一番の懸念である、国を追われ安住の地がない難民への支援。

国連UNHCR(難民高等弁務官事務所)に寄付しています。


ただ募金するだけではないチャリティーの方法。


普段のファッションに手軽にチャリティーを取り入れる。


大切な人への贈り物もチャリティー商品から選ぶ。


支援される人だけではなく

支援する側も

使う人も

贈られた人も

みんながハッピーになる。

そんな仕組みを広げていけたらと思っています。


そして、

意味のある買い物をするようになったら


きっと

ゴミは減るし

自然は守れるし

ものは大事にするし

お金の使い方も変わってくるし


ものづくりや消費の在り方が見直され

過剰生産やムダな買い物を減らしていけると考えています。


願いは尽きません。


いろいろな社会的意義も含めて

この Finding peace を続けていきたいと思っています。


2018.12.7 射手座新月

Finding peace

国内外のユニークな作品を販売しています。 Enjoy life. Love the differences. Embrace peace.